悪性黒色腫 治療の副作用下関 門司 皮ふ科
悪性黒色腫 治療の副作用 治療の副作用 1)外科療法 病変が皮膚の場合、美容的な問題が生じることがあります。切断手術を行った場合、患肢のしびれや痛みが残ることがあります。所属リンパ節をとった場合、患肢のはれ(浮腫)やしびれが残ることがあります。 2)化学療法 抗がん剤はがん細胞以外の正常細胞にも影響を与えるため、いろいろな副作用を生じます。その症状や程度は抗がん剤の種類や量、個人差などによって異なります。一般的には、白血球減少、血小板減少、貧血、吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢、手足のしびれ、肝機能障害、腎機能障害、脱毛、倦怠感などです。抗がん剤を投与する場合は、このような副作用を軽減させるための処置が同時に行われます。 3)放射線療法 放射線照射部に一致して皮膚炎をおこすことがありますが、かゆみ止めや痛み止めの薬の内服や軟こうの外用により症状は軽減し、照射終了後時間とともに軽快します。 4)インターフェロン治療 発熱することがありますが、解熱剤により下げることができます。白血球減少、食欲不振、肝機能障害などが軽度生じることがあります。 国立研究開発


褥瘡の処置時にはどんな注意が必要でしょうか?下関 皮膚科
瘡の処置時にはどんな注意が必要でしょうか??下関 皮膚科 自宅で介護する方が褥瘡処置をする場合、創面を被覆する材料を固定する際にはテープにはゆとりを持たせるようにして下さい。テープを引っ張った状態で固定すると、皮膚が引っ張られて水ぶくれができてしまうからです。 またビニール袋を手袋代わりに使いましょう。創面を被覆する材料などを交換する際、手が入るサイズのビニール袋を手袋代わりに使うと良いと思います。古い創面を被覆する材料をつかんだら、ビニール袋を裏返し、そのまま捨てましょう。 肛門側の固定にはポリウレタンフィルムを使うとよいでしょう。便失禁により、しばしば褥瘡が汚染されますので、汚染を防ぐためにポリウレタン製の粘着フィルムテープで創面を被覆する材料の肛門側を固定するとよいでしょう。お尻の割れ目に合わせてテープに切れ目を入れると、フィルムテープは皮膚に密着しやすくなり、尿や便が滲み込むのを防ぎます。 監修 尹 浩信 先生
(熊本大学大学院生命科学研究部皮膚病態治療再建学分野 教授) ももさき皮ふ科 院長 監修 桃崎 直也 #褥瘡


失禁(尿漏れ、便漏れ)は褥瘡に影響しますか?失禁(尿漏れ、便漏れ)の対策はどうすればよいでしょうか下関 皮膚科
褥失禁(尿漏れ、便漏れ)は褥瘡に影響しますか?失禁(尿漏れ、便漏れ)の対策はどうすればよいでしょうか?下関 皮膚科 失禁(尿漏れ、便漏れ)は褥瘡発症に間接的に関与します。皮膚が常に湿った状態にあると摩擦が大きくなり、皮膚にズレが生じやすくなります。また軟便や水様便はアルカリ性で、アルカリ性物質は皮膚のバリアー機能を壊し、皮膚を著しく刺激して皮膚炎を起こし、いわゆる「オムツかぶれ」の状態を起こします。また褥瘡に対しても、アルカリ性の便および便中の細菌による汚染は治癒を妨げます。 失禁(尿、便漏れ)対策としは紙オムツの使用をお勧めします。紙オムツは使用する方の活動性や体格に適したものを選んで下さい。尿量が多いからといって、オムツや尿パッドを重ね過ぎると、体圧分散寝具の効果が減弱します。こまめにオムツ交換して対処しましょう。 褥瘡やオムツかぶれのない健常な皮膚を保護するには、油性の軟膏や撥水性の皮膚保護剤が有効です。 監修 尹 浩信 先生
(熊本大学大学院生命科学研究部皮膚病態治療再建学分野 教授) ももさき皮ふ科 院長 監修 桃崎 直也 #失禁


褥瘡が治癒後のケアはどうすればよいですか?下関 皮膚科
褥瘡が治癒後のケアはどうすればよいですか??下関 皮膚科 深い褥瘡が治癒した場合、その部位は瘢痕(はんこん)と呼ぶ、いわゆる「傷あと」の硬い皮膚になり、以前の皮膚とは違って、皮膚に弾力性と可塑性(元の状態に戻ろうという性質)を与えている弾性線維が十分には再生しません。そのため皮膚は以前にも増して圧迫やズレに対して弱くなっていて、褥瘡が発症しやすい状態になっています。褥瘡が治ったからといって安心せず、褥瘡予防のためのケアを継続してください。 監修 尹 浩信 先生
(熊本大学大学院生命科学研究部皮膚病態治療再建学分野 教授) ももさき皮ふ科 院長 監修 桃崎 直也 #褥瘡


赤色期~白色期の治療はどうすれば良いですか?下関 皮膚科
赤色期~白色期の治療はどうすれば良いですか?下関 皮膚科 赤色期~白色期では、創部の湿潤環境保持(乾燥させない)と保護を行い、「肉芽組織」ができるように、また周囲皮膚から皮膚ができて傷が塞がる「上皮化」を促す環境を整えることが目標です。「肉芽組織」が出来る時には、いろいろな「サイトカイン」と呼ばれる、肉芽組織を作る細胞を刺激する生体由来の蛋白、が細胞から分泌されます。サイトカインの多くは水溶性ですので、これらが効率よく細胞に働くには湿潤環境(乾燥していない、水分があって濡れた状態です)が望ましいのです。ドライヤーなどで褥瘡を乾燥させるなどの行為は良くありません。ただし、褥瘡周囲の皮膚は適度な乾燥状態を保ち、角層のバリアー機能が低下しないようにします。 肉芽組織が創面のほぼ全体を覆うようになると細菌感染の危険性は少なくなりますから、赤色期では肉芽形成促進作用を持つ外用剤を使用します。周囲皮膚との段差が小さくなり、上皮化が始まる時期には、上記の外用剤のほかに各種創傷被覆材も使います。全ての病期に使える万能薬はありません。私たち専門家は褥瘡の病期を判断


伝染性軟属腫(みずいぼ) 皮膚の学校感染症について 下関皮ふ科
伝染性軟属腫(みずいぼ) 幼児・小児によく生じ、放っておいても自然に治ることもありますが、それまでには長期間を要するため、周囲の小児に感染することを考慮して治療します。
プールなどの肌の触れ合う場ではタオルや水着、ビート板や浮き輪の共用を控えるなどの配慮が必要です。この疾患のために、学校を休む必要はありません。 日本皮膚科学会 #かゆみ #皮膚の学校感染症について

