どんな時に薬疹を疑いますか? 下関 皮膚科 薬疹とは
薬を内服して発疹が出た場合にはすぐ薬疹と考えたくなりますが、これは正しくありません。大体薬は具合が悪い時、とくにウイルス感染がある患者さんが内服する場合が殆どなので、薬疹かウイルス感染かの区別が難しい事が多いのです。つまり、ウイルス感染の一つの症状として発疹が出てくる場合、...


薬剤性過敏症症候群を治療する場合、気を付けることは? 下関 皮膚科 薬疹とは
これは後に述べる重症薬疹の場合と大体同じで、ステロイド剤の内服が原則です。多くの場合プレドニン30~40mg/日程度の内服が一般的ですが、場合によりパルス療法が行われることもあります。しかし、パルス療法については賛否両論があります。一方、ステロイドを使わずに軽快する例もあり...


薬剤性過敏症症候群とはどういう病気ですか? 下関 皮膚科 薬疹とは
これは薬疹といっても、薬の他にウイルス感染が関係してくる病気です。他の薬疹と比べとてもユニークな特徴があります。原因となる薬は抗痙攣剤が圧倒的に多く、その他尿酸を下げる薬などがあります(資料4)。薬を飲み始めてから発症するまでに時間がかかるのが特徴で、多くは3週間以上で平均...


「スチーブンス・ジョンソン症候群」とはどんな病気ですか?下関 皮膚科 薬疹とは
TENと並び、最も重症の薬疹の一つですが、TENと比べ皮膚の剥離する範囲が少し狭く(10%>)生命の予後も多少良いと言えます。本症ではしばしば口唇に厚い血液の混じったカサブタがつくような潰瘍を認めます(資料2、3)。本症で問題なのは、眼や口唇などの粘膜症状が強く、とくに眼の...


「中毒性表皮壊死症」とはどんな病気ですか? 下関 皮膚科 薬疹とは
Toxic epidermal necrolysisと呼ばれ、略してTENと言います。全身の皮膚が紅くなり、擦るだけでズルズルと剥離し(資料1)、まるでヤケドのようになります。薬疹の中では最も重症であり、死亡率20~30%と考えられています。スチーブンス・ジョンソン症候群(...


薬疹とは? 下関 皮膚科 薬疹とは
薬疹とは、薬を内服したり注射したりすることにより生ずる発疹のことです。その中でも問題となるのは、薬を投与されたごく一部の人に生ずるアレルギー性薬疹です。ふつう薬疹といった場合には、このアレルギー性薬疹を指し、薬に対して反応するような細胞や抗体がある人(これを薬に感作された状...


軟膏とクリームはどのように違うの? 下関 皮膚科 皮ふ科領域の薬の使い方
軟膏とクリームの違いはクリームには水が含まれていて、油ときれいに混ざっていることです。軟膏には水が含まれていません。クリームが軟膏に比べて塗りやすく、べたつかないのも水が含まれているからです。クリームの水と油が混ざっていることを専門用語では『乳化』と呼んでいます。乳化とは字...

