にきびは、どうしてできますか?下関 ももさき皮ふ科
にきびは、どうしてできますか? にきびは、皮脂(皮膚のあぶら)の分泌が多いことと毛穴の先が詰まることで、毛穴の中に皮脂がたまることで始まります。この状態が面皰(めんぽう)です。面皰の中は、皮脂が豊富で酸素が少なくアクネ菌(Propionibacterium acnes)が増えやすい環境にあります。アクネ菌はどんな毛穴にもいる常在菌ですが、数が増えると炎症を起こして赤いぶつぶつしたにきびや膿がたまったにきびを引き起こします。強い炎症を生じて、毛穴の周りの皮膚に障害を与えると、ケロイド状に盛り上がったり凹んだりして瘢痕(はんこん)を残します。 監修 林 伸和 先生
(虎の門病院皮膚科 部長) ももさき皮ふ科 院長 監修 桃崎 直也 #皮ふ科用語集 #にきび #ニキビ


にきびはどのような経過をとりますか?下関 ももさき皮ふ科
にきびはどのような経過をとりますか?下関 ももさき皮ふ科 思春期のにきびは、小学校の高学年から中学生にかけてでき始め、高校生のころに最も悪化し、その後次第に軽快してきます。小学校のころは、額が中心で、次第に頬にできるようになり、その後あごやくび、胸や背中にも広がります。にきびができ始める時期や、分布には個人差が大きいので、必ずしもこのような経過をとらない場合もあります。
大人になってもにきびの症状が続いたり、大人になって初めてにきびができる人もいます。このようなにきびが「大人のにきび」で、医学用語では思春期後?瘡(ししゅんきござそう)といいます。 監修 林 伸和 先生
(虎の門病院皮膚科 部長) ももさき皮ふ科 院長 監修 桃崎 直也 #皮ふ科用語集 #にきび #ニキビ


にきびはどの科で診てもらうのがいいですか?下関 ももさき皮ふ科
にきびはどの科で診てもらうのがいいですか?下関 ももさき皮ふ科 にきびは毛穴に関係する長く炎症が続く慢性疾患で、基本的には皮膚科の守備範囲です。まずは、皮膚科専門医を受診することを奨めます。成人女性で月経不順がある場合や多毛が見られる場合などは、婦人科や内分泌内科の診察をお勧めすることがあります。担当医とご相談ください。 監修 林 伸和 先生
(虎の門病院皮膚科 部長) ももさき皮ふ科 院長 監修 桃崎 直也 #皮ふ科用語集 #にきび #ニキビ


円形脱毛症の治療法はどうしますか?下関 皮ふ科
円形脱毛症の治療法はどうしますか?下関 皮ふ科 日本皮膚科学会では円形脱毛症診療ガイドラインを作成しています。病気が始まってからの期間と脱毛面積に応じて治療法を決めていきます。始まったばかりで小範囲しか脱毛していない場合は、ステロイドや塩化カルプロニウムなどの外用療法やグリチルリチン、セファランチンの内服療法で様子をみます。狭い範囲ですが経過が長引くようなら脱毛部にステロイドを局所注射する治療法や雪状炭酸圧抵療法もあります。ステロイドの局所注射は痛みを伴うことと、副作用として注射したところがへこんでしまうことがあり得ること、注射部分にだけ毛が再生することが難点で、広範囲な場合は不適当な治療です。雪状炭酸圧抵療法はドライアイスで脱毛部を軽く冷却する方法です。急速に拡大する場合はステロイドを内服すると難治の場合もかなり効くことがありますが、数ヶ月以上も続けると糖尿病などいろいろな副作用が起きますので、2~3ヶ月で内服を中止して、抜けてしまう場合は再び内服することはできません。また子供さんには成長障害を引き起こすことがあるので、使用できません。
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