ももさき皮ふ科ブログとお知らせ

February 22, 2015

軟膏やクリームで多い副作用は?

 

 軟膏やクリームなどの外用剤を使用中に最も多い副作用の一つはかぶれなどの『接触皮膚炎』と呼ばれるものです。軟膏やクリームに含まれている成分によって起こる副作用です。軟膏やクリームの成分では効果のもととなる薬だけでなく、軟膏やクリームを作る添加物も配合されています。接触皮膚炎ではこの添加物でも起きることがあります。そのため、違う軟膏やクリームでもかぶれることがあります。軟膏やクリームを使用中にかぶれた場合、何の軟膏やクリームかを覚えて記録しておくと原因となる成分が解りやすくなります。最近ではジェネリック...

February 22, 2015

冬に軟膏やクリームを塗る時は?

 

 

 軟膏やクリームでは冬に気温や室温が下がると、硬くなって塗りにくい薬があります。特に軟膏はクリームに比べて硬くなりやすい傾向があります。軟膏やクリームは硬いまま無理に塗ると、塗りにくいだけでなく、皮膚にダメージを与えたり、痒みの原因となります。塗る前に手のひらや手の甲に取って、少し温めると、直ぐに柔らかくなるので、それから使用して下さい。

 

 

 

 

監修

 

 

大谷 道輝 先生
(東京逓信病院薬剤科)

 

下関市 田中町 ももさき皮ふ科 

院長  桃崎 直也

February 22, 2015

液剤を使用する場合の注意は?

 

 

 水虫の薬などの塗り薬は液状の薬(液剤)やスプレーが多く使われています。これらの薬ではアルコールを含んでいる薬が多く、床に垂れたり、使用後に薬がついた手でメガネやボールペンなどを触ると塗装が剥がれたりします。新聞紙の上で使用し、使用後は直ぐに手を洗うなど注意をして使用して下さい。塗った後でも薬が乾かないうちに歩くと床の塗装が剥がれることがあります。これらアルコールを含む薬は火のそばでの使用や、保存をしないようにして下さい。使っている薬にアルコールなどが含まれているかわからない場合には薬局などの薬剤師に...

February 22, 2015

軟膏やクリームはどのように保管すればいいの?

 

 

 軟膏やクリームは長期間使用可能ですが、正しく保存しないと使用期限まで使用できないことがあります。特に、温度や光などの影響を受けやすい軟膏やクリームが多いので注意して下さい。軟膏やクリームの保存温度は大部分が『室温保存』です。室温保存とは正確には1℃~30℃の範囲内で保存することです。夏場など30℃と超える場合には冷蔵庫などに保存して下さい。ただし、0℃以下に保存すると凍結して使用できなくなる軟膏やクリームもあるので、冷蔵庫内の温度を確認し、冷気の吹き出し口などを避けて保存して下さい。...

February 22, 2015

病院で処方された薬が薬局でも買えるの?

 

 

 最近では、病院や診療所で処方される薬が、町の薬局でも買える場合があります。薬がなくなってしまったが、病院などに行く時間はない時など便利です。このような薬では、病院や診療所で処方された薬とまったく同じものだけでなく、他の成分が含まれているものがあります。水虫の塗り薬では薬局で購入すると、病院や診療所でもらっている薬にかゆみ止めや炎症を和らげる薬など他の成分が追加されている場合があります。この場合では、患者さんによってはかぶれることがあります。軟膏やクリームでかぶれた経験のある方は、薬局で成分...

February 22, 2015

軟膏やクリームはどのように塗ればいいの?

 

 

 軟膏やクリームは塗り方によっても効果に差がでることがあります。軟膏やクリームの塗り方は優しく伸ばして塗るだけの『塗布』と、『塗擦』と呼ばれて擦り込む方法があります。多くの軟膏やクリームではステロイド外用剤のように擦り込まず、『塗布』します。これに対し、スキンケアに使用する保湿剤や、筋肉痛に使用する消炎鎮痛剤では擦り込むように塗ります。筋肉痛に使用する消炎鎮痛薬では擦り込むことによって、体内に吸収されやすくなり、より高い効果が得られます。ただし、あまり強く擦り込むと皮膚にダメージを与えてし...

February 22, 2015

軟膏やクリームはいつまで使用していいの?

 

 

 軟膏やクリームの使用期限は数年間ととても長く使用することが可能です。正確な使用期限は軟膏やクリームのチューブを良く見るとキャップと反対の方に書いてあります。稀に記号で書かれている場合もありますが、その場合は薬剤師に訊いて下さい。このように長期間使用可能な軟膏やクリームも使用方法によっては長期間使えない場合があります。例えば、塗る時にチューブの先端を直接患部につけて絞り出したりすると、細菌がチューブの先端に残り、汚染されて使用できなくなることがあります。使用前にはしっかりと手を洗って清潔に...

February 22, 2015

軟膏やクリームが複数処方されている場合の塗る順番は?

 

 

 軟膏やクリームが複数処方されている場合では、医師から説明された順序を守って塗って下さい。特に説明がなかった場合では、一般に塗る面積の広い方から先に塗ります。ステロイド外用剤と保湿剤の併用では塗る面積の広い保湿剤から先に塗り、後からステロイド外用剤を湿疹等の病気の部分だけに塗ります。この場合、先にステロイド外用剤を病気の部分だけに塗ってから、保湿剤を塗るとステロイド外用剤が塗る必要のない部分まで広がることで、副作用が起きる可能性があります。軟膏やクリーム、病気などによっては順序...

February 22, 2015

軟膏やクリームの塗る回数は何回?

 

 

 軟膏やクリームなどの外用剤は塗る回数が決まっています。医師や薬剤師から説明された回数をきちんと守って塗って下さい。塗る回数が少ないと十分な効果が得られないことや、逆に塗る回数が多いと副作用が出ることもあります。ただし、薬によっては1~数回などと書かれている場合があります。アトピー性皮膚炎の治療では一般にステロイド外用薬は1日1~2回塗ります。症状が改善している場合は1日1回、より症状が改善した場合では1週間に2、3回などの場合もあります。毎回薬をもらう時に塗る回数も確認して下さい。スキンケアに用...

February 22, 2015

軟膏とクリームはどのように違うの?

 

 

 軟膏とクリームの違いはクリームには水が含まれていて、油ときれいに混ざっていることです。軟膏には水が含まれていません。クリームが軟膏に比べて塗りやすく、べたつかないのも水が含まれているからです。クリームの水と油が混ざっていることを専門用語では『乳化』と呼んでいます。乳化とは字の通り『乳』にすることです。『乳』は哺乳動物にとって体に吸収されやすいものです。クリームも軟膏に比べ吸収されやくなっています。そのため、クリームの方が早く効果が出ますが、軟膏に比べ汗で流れやすい欠点もあります。夏などべたつき...

Please reload

お知らせ

“皮脂欠乏症? 下関皮ふ科

2019/10/15

1/50
Please reload

症例目次
アーカイブ