ももさき皮ふ科ブログとお知らせ

November 14, 2015

 ステロイド内服に関しては、内服薬の自己判断による変更や中止は、急に水疱が再発することがありますので、主治医の指示を守りながら、薬の飲み忘れがないようにしましょう。また、使用する治療法ならびに薬剤についてその薬理的作用、効果を良く理解し、とりわけ、その副作用については十分に注意し、その徴候がある時はすぐに主治医に知らせることが大事です。 治療には家族の理解・協力も必要です。少なくても診断が確定し、治療を開始する時には、身近な家族にも、病気の性質、治療、今後の予知される事例などについて説明があります。 僅かな外力が当たる部位に水疱形成...

November 14, 2015

 内臓の病気と明確な関連性ははっきりしませんが、ときに内臓の病気と関係があるので、その検査を受けることが勧められます。

監修

橋本  隆 先生
(久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

November 14, 2015

 まず、局所麻酔をして、病気の皮膚の一部を切り取る皮膚生検を行います。顕微鏡による組織検査で、表皮の下に水疱の形成がみられます(表皮下水疱)(資料)。生検皮膚を用いた蛍光抗体直接法という検査で病気の皮膚の基底膜部に抗体(免疫グロブリンG:IgG)の沈着を認めます。

 

 

 

採血を行い、蛍光抗体間接法という方法で血液中にIgG抗皮膚基底膜部抗体を検出します(資料)。また、免疫ブロット法という方法で、類天疱瘡ではBP230とBP180への反応を検索します。最近、BP180/BP230のリコンビナント蛋白を用いたELISA法という検査法が開発...

November 14, 2015

 類天疱瘡は、うつりませんから心配しないでください。逆に、びらんに細菌が付着すると傷が治りにくくなることがありますので、他の人から患者さんに菌をうつさないように、清潔にする必要があります。

 

 

監修

 

 

橋本  隆 先生
(久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

 

 

 

 

 

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

 

 

November 14, 2015

 類天疱瘡では、全身のあちこちに、痒みを伴う紅い斑点(紅斑)と大型のパンパンに張った(緊満性)破れにくい水膨れ(水疱)とびらんがみられます(資料)。時に口腔内にもびらんがみられます。

 

類天疱瘡の皮膚病変

 

 

監修

 

 

橋本  隆 先生
(久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

 

 

 

 

 

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

 

 

November 14, 2015

 わたしたちの皮膚を作る表皮と真皮の境にある基底膜に存在する接着因子であるヘミデスモソームの構成タンパクであるBP230とBP180に対する抗体ができることによっておきる病気です。IgG自己抗体がこれらの類天疱瘡抗原に結合して、皮膚を傷害し、水疱を形成します。病気の勢いは、水疱の個数や血液中の抗体価(抗体の量)を参考にして決定します。

 

監修

 

 

橋本  隆 先生
(久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

 

 

 

 

 

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

 

 

November 14, 2015

 天水疱症はやけど、虫さされや各種の感染症などのはっきりした原因なしに皮膚に水疱を作る病気です。皮膚の最も表面に存在する部位を表皮と言いますが、類天疱瘡では、血液中に表皮と真皮の境となる基底膜部に対する自己抗体(抗表皮基底膜部抗体)ができ、それが表皮の基底膜にある自己抗原に結合して、表皮と真皮の接着が悪くなり、水疱を作ります。しかし、どうして特定の人に自己抗体ができるのかははっきりしていません。 類天疱瘡の患者さんは高齢者に多く、最近の日本の高齢化により、さらに多くの患者さんがいると考えられます。年齢的には60歳以上、特に70~90...

November 3, 2015

 天疱瘡は、特定疾患のひとつに認定されており、医療費の助成を受けることができます。 保険診療では治療費の自己負担分は3割相当(サラリーマンは3割)ですが、その自己負担分の一部を国と都道府県が公費負担として助成しています。現在は、56疾患がこの制度の対象で、天疱瘡はそのうちのひとつです。 疾患毎に認定基準があり、主治医の診断に基づき都道府県に申請し認定されると、「特定疾患医療受給者証」が交付されます。申請については最寄りの保健所にご相談ください。 詳細に関しては、下記の難病情報センターのホームページをご覧下さい。 http://www...

November 3, 2015

 水疱、びらんが皮膚にできている時は、柔らかい素材でできた、脱ぎ着しやすい衣服を着用しましょう。固いものを塊でたべると、口腔内、食道にびらんができやすくなるので、できるだけ細かくきざんでから食べましょう。歯磨きも注意深く優しく行い、口腔ケアに気をつけましょう。 ステロイドは、決まった量を毎日忘れることなく内服しましょう。急に内服を中止するとショック状態になることがありますので、規則的に毎日内服することが必要です。大変危険ですので、決して自己判断で内服を中止したり、変更したりしないで下さい。 早寝早起きなど規則正しく生活リズムを整えま...

November 3, 2015

 天疱瘡は遺伝しません。家族内に発症したという報告はありますが、きわめて稀です。天疱瘡になりやすい傾向を持つ人種は知られていますが、単純にひとつの遺伝子異常で、天疱瘡が遺伝するわけではありません。

 

監修

 

 

天谷 雅行先生(慶應義塾大学医学部皮膚科学教室 教授)

 

 

 

 

 

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

 

 

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