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血管炎をわかりやすく説明するのは少し難しいことですが、一言で表現しますと「血管を炎症の場とする疾患」ということになります。

血管炎をわかりやすく説明するのは少し難しいことですが、一言で表現しますと「血管を炎症の場とする疾患」ということになります。

全身性血管炎では発熱、頭痛、倦怠感、体重減少、多関節痛、筋肉痛といった全身症状に加えて、腎臓、心臓、肺、消化器そして神経などの血管の障害によって生じる多彩な臓器症状がみられます。腎不全、高血圧、肺炎、消化管潰瘍、神経炎などの何れか、あるいは複数の症状が出現します。皮膚症状としては、紫斑、血疱、潰瘍、皮下結節などの症状がみられます。皮膚に紫斑を認め、全身症状を伴う場合には血管炎が疑われます。

血管炎には様々な疾患があり、未だ明快に整理されていないのが現状です。そのような状況にありますが、国際的にChapel Hill分類(表1)と称される分類が広く活用されています。これらの疾患の中で頻度も高く、皮膚科が診療に携わることの多い全身性の血管炎としてヘノッホ・シェーンライン(Henoch Schonlein)紫斑病があります。本症はアナフィラクトイド紫斑とも呼ばれます。

血管炎をわかりやすく説明するのは少し難しいことですが、一言で表現しますと「血管を炎症の場とする疾患」ということになります。

 主に皮膚の細い血管を障害し、紫斑、血疱、丘疹、紅斑、びらん、潰瘍などを生じます。しばしば微熱、倦怠感を伴い、関節症状、腹部症状、腎症状、神経症状が生じることがあります。好発年齢は小児期で、基本的には予後の良い疾患ですが、成人、特に高齢者では重症例が多く再発しやすい傾向があります。激しい腹痛が生じたり、血尿、蛋白尿が持続し重篤な腎障害に発展することもあります。

   

監修

北里大学医学部皮膚科名誉教授
勝岡 憲生先生

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

 全身性血管炎では発熱、頭痛、倦怠感、体重減少、多関節痛、筋肉痛といった全身症状に加えて、腎臓、心臓、肺、消化器そして神経などの血管の障害によって生じる多彩な臓器症状がみられます。腎不全、高血圧、肺炎、消化管潰瘍、神経炎などの何れか、あるいは複数の症状が出現します。皮膚症状としては、紫斑、血疱、潰瘍、皮下結節などの症状がみられます。皮膚に紫斑を認め、全身症状を伴う場合には血管炎が疑われます。  

 監修

北里大学医学部皮膚科名誉教授
勝岡 憲生先生

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

 血管炎の皮膚病変は多彩です。紫斑、血疱、水疱、潰瘍、皮下結節、網状皮斑のほか蕁麻疹、紅斑などがみられますが、血管炎の最も特徴的な皮疹はやはり紫斑です。紫斑、紅斑に加えて、血液を含んだ水ぶくれである血疱などを伴う場合には血管炎が疑われます。

 監修

北里大学医学部皮膚科名誉教授
勝岡 憲生先生

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

細菌・ウイルス感染、薬剤、妊娠、悪性腫瘍などが誘因と考えられています。小児の本症の約半数は上気道(咽頭・喉頭)感染症に続いて発症します。

ヘノッホ・シェーンライン紫斑病の皮膚症状の特徴は何ですか?下関 皮膚科 本症では触知性紫斑と言われる、触ると軽いしこりのある紫斑がほぼ全員に出現します(図5、図6)。一般的には下腿に紫斑が生じやすいのですが、小児では臀部、大腿部、背部、上肢に好発します。乳児ではしばしば顔面にみられます。触知性紫斑以外に点状あるいは斑状の紫斑、水疱、血疱、潰瘍などが生じます。

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“皮脂欠乏症? 下関皮ふ科

2019/10/15

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