ももさき皮ふ科ブログとお知らせ

September 7, 2018

とこずれ褥瘡黒色期~黄色期の治療はどうすれば良いですか?下関 皮膚科

黒色期~黄色期では、壊死組織の除去と細菌感染の制御を行い、「肉芽組織」が早く形成される環境を整えることが必要です。壊死組織が残っていていると肉芽組織はできませんし、さらには細菌感染の温床にもなります。壊死組織の除去(「デブリドマン」と呼びます)は、メス(できれば電気メス)やハサミによる外科的処置や外用薬やドレッシング材を用いて行われます。壊死組織の除去では痛みを感じませんので、局所麻酔の必要はありません。小さな褥瘡であれば在宅でデブリドマンすることも可能かもしれませ...

September 7, 2018

どのような場合とこずれ褥瘡が起こりやすくなりますか? 下関 皮膚科

褥瘡の発症には褥瘡が生じる場所の皮膚の状態、体圧分散寝具や体位変換などによる介護の状態、栄養状態が大きく影響します。栄養状態が悪化すると筋肉や脂肪組織をエネルギー源として利用しますので、低栄養状態が長く続くと筋肉や脂肪組織が減少し、骨が突出して褥瘡発症の危険性が高くなります。さらに栄養状態の悪化によって浮腫(むくみ)が起こり、血行が悪くなり、褥瘡発症の危険性が高くなりますし、既にある褥瘡の治癒も遅くなります。

 嚥下障害(噛めない、飲み込めない)などのために普通の食事を...

September 3, 2018

とこずれ褥瘡入浴してもよいですか?下関 皮膚科

原則として、入浴は問題ありません。入浴によって末梢循環が良くなりますし、シャワーなどで褥瘡の部分を十分に洗浄することも治療の面から良いことです。全身状態が落ち着いていれば、積極的に入浴しましょう。

監修

尹  浩信 先生
(熊本大学大学院生命科学研究部皮膚病態治療再建学分野 教授)

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

September 3, 2018

とこずれ褥瘡マッサージしてもよいですか?下関 皮膚科

褥瘡のない健常部分をマッサージするには全く問題ありません。褥瘡の部分はマッサージにより皮膚がダメージを受けますのでマッサージをしてはいけません。また、発症したばかりで皮膚が赤くなっているだけの時期でも、マッサージによって「壊死」に陥る範囲が拡大する危険性があるのでマッサージをしてはいけません。

監修

尹  浩信 先生
(熊本大学大学院生命科学研究部皮膚病態治療再建学分野 教授)

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

September 3, 2018

とこずれ褥瘡を石鹸で洗っても良いですか?下関 皮膚科

弱酸性の液体石鹸を水道水で適度に希釈したもので褥瘡と周囲皮膚をやさしく洗って下さい。使い捨てのビニール手袋などをはめて洗うとよいでしょう。このように洗うことによって褥瘡や褥瘡周囲の細かな壊死組織などを除くことができ、また細菌も減少させることができます。弱酸性石鹸水は生理食塩水や水道水で十分に洗い流しましょう。

監修

尹  浩信 先生
(熊本大学大学院生命科学研究部皮膚病態治療再建学分野 教授)

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

August 19, 2015

瘡の処置時にはどんな注意が必要でしょうか??下関 皮膚科

 

自宅で介護する方が褥瘡処置をする場合、創面を被覆する材料を固定する際にはテープにはゆとりを持たせるようにして下さい。テープを引っ張った状態で固定すると、皮膚が引っ張られて水ぶくれができてしまうからです。

 またビニール袋を手袋代わりに使いましょう。創面を被覆する材料などを交換する際、手が入るサイズのビニール袋を手袋代わりに使うと良いと思います。古い創面を被覆する材料をつかんだら、ビニール袋を裏返し、そのまま捨てましょう。

 肛門側の固定にはポリウレタンフィルムを使うとよいでしょう...

August 19, 2015

褥失禁(尿漏れ、便漏れ)は褥瘡に影響しますか?失禁(尿漏れ、便漏れ)の対策はどうすればよいでしょうか?下関 皮膚科

失禁(尿漏れ、便漏れ)は褥瘡発症に間接的に関与します。皮膚が常に湿った状態にあると摩擦が大きくなり、皮膚にズレが生じやすくなります。また軟便や水様便はアルカリ性で、アルカリ性物質は皮膚のバリアー機能を壊し、皮膚を著しく刺激して皮膚炎を起こし、いわゆる「オムツかぶれ」の状態を起こします。また褥瘡に対しても、アルカリ性の便および便中の細菌による汚染は治癒を妨げます。

 失禁(尿、便漏れ)対策としは紙オムツの使用をお勧めします。...

August 19, 2015

褥瘡が治癒後のケアはどうすればよいですか??下関 皮膚科

 

深い褥瘡が治癒した場合、その部位は瘢痕(はんこん)と呼ぶ、いわゆる「傷あと」の硬い皮膚になり、以前の皮膚とは違って、皮膚に弾力性と可塑性(元の状態に戻ろうという性質)を与えている弾性線維が十分には再生しません。そのため皮膚は以前にも増して圧迫やズレに対して弱くなっていて、褥瘡が発症しやすい状態になっています。褥瘡が治ったからといって安心せず、褥瘡予防のためのケアを継続してください。

 

 

監修

 

 

尹  浩信 先生
(熊本大学大学院生命科学研究部皮膚病態治療再建学分野 教授)

 

 

 

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August 19, 2015

赤色期~白色期の治療はどうすれば良いですか?下関 皮膚科

 

赤色期~白色期では、創部の湿潤環境保持(乾燥させない)と保護を行い、「肉芽組織」ができるように、また周囲皮膚から皮膚ができて傷が塞がる「上皮化」を促す環境を整えることが目標です。「肉芽組織」が出来る時には、いろいろな「サイトカイン」と呼ばれる、肉芽組織を作る細胞を刺激する生体由来の蛋白、が細胞から分泌されます。サイトカインの多くは水溶性ですので、これらが効率よく細胞に働くには湿潤環境(乾燥していない、水分があって濡れた状態です)が望ましいのです。ドライヤーなどで褥瘡を乾燥させ...

November 18, 2014

褥瘡はどうしてできるのですか? 下関 皮膚科

 

褥瘡は、長時間の圧迫により皮膚やその下にある皮下脂肪組織、筋肉への血流が途絶えて、これらの組織が死んでしまった状態です。この状態を「壊死」と呼びます。壊死の範囲(広さと深さ)は圧迫の強さ、持続時間、皮膚のズレの程度に影響を受けると考えられています。強い圧迫が長時間加われば筋肉に達する深い褥瘡ができます。普通は、眠っている間も無意識のうちに寝返りを打ちますし、長時間椅子に座っている時はお尻を移動し、同じ部位に長時間の圧迫が加わらないようにしています。このような動作を「体位変換」と呼びます。...

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“皮脂欠乏症? 下関皮ふ科

2019/10/15

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