ももさき皮ふ科ブログとお知らせ

May 20, 2018

 天疱瘡に比べて、類天疱瘡では比較的早期に緩解状態になることが多いようです。しかし、天疱瘡に比べて高齢者に発症することが多いので、ステロイド内服の副作用も出やすく、慎重な治療を要します。高齢者の場合は比較的容易にコントロールできるのに対して、より若年者に発症した類天疱瘡は難治性である傾向があります。しかし、最終的に全ての治療を中止しても皮膚病変は出現せず、治癒したと考えられる患者さんも多くおりますので、期待して治療を継続して頂きたいと思います。

監修

橋本  隆 先生
(久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃...

December 11, 2016

ステロイド内服の副作用には満月様顔貌、体重増加をはじめとして、高血圧、糖尿病、消化性潰瘍、骨粗鬆症、白内障などさまざまなものがあります。

December 11, 2016

 副腎皮質ステロイドホルモン(ステロイド)内服が治療の中心になります。限局性および軽症例では、ステロイド外用ないしレクチゾール(DDS)内服のみでコントロール可能なこともあります。ロキシスロマイシン内服療法またはテトラサイクリン(あるいはミノサイクリン)とニコチン酸アミドの併用内服療法の有効性が明らかになり、第一選択薬となりつつあります。テトラサイクリンの代わりにミノサイクリンを用いることも可能ですが、間質性肺炎の併発が報告されており注意が必要です。 実際には、中等症までの類天疱瘡ではまずテトラサイクリン・ニコチン酸アミド療法を行い...

December 10, 2015

 残念ながら、類天疱瘡は特定疾患に指定されておらず、医療費の補助は受けられません。 一方、天疱瘡は厚生労働省により特定疾患に指定されて、調査研究班が結成され、その疫学、病因、治療などの面より検討が加えられています。天疱瘡が疑われる場合、住んでいる地域の保健所や病院に申請書類がありますので、主治医の先生に必要事項を記入して貰い、都道府県の所轄課に申請します。認定されれば、医療費が補助され、毎年一回書類により再審査を受けます。

 

監修

 

 

橋本  隆 先生
(久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

 

 

 

 

 

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直...

November 14, 2015

 ステロイド内服に関しては、内服薬の自己判断による変更や中止は、急に水疱が再発することがありますので、主治医の指示を守りながら、薬の飲み忘れがないようにしましょう。また、使用する治療法ならびに薬剤についてその薬理的作用、効果を良く理解し、とりわけ、その副作用については十分に注意し、その徴候がある時はすぐに主治医に知らせることが大事です。 治療には家族の理解・協力も必要です。少なくても診断が確定し、治療を開始する時には、身近な家族にも、病気の性質、治療、今後の予知される事例などについて説明があります。 僅かな外力が当たる部位に水疱形成...

November 14, 2015

 内臓の病気と明確な関連性ははっきりしませんが、ときに内臓の病気と関係があるので、その検査を受けることが勧められます。

監修

橋本  隆 先生
(久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

November 14, 2015

 まず、局所麻酔をして、病気の皮膚の一部を切り取る皮膚生検を行います。顕微鏡による組織検査で、表皮の下に水疱の形成がみられます(表皮下水疱)(資料)。生検皮膚を用いた蛍光抗体直接法という検査で病気の皮膚の基底膜部に抗体(免疫グロブリンG:IgG)の沈着を認めます。

 

 

 

採血を行い、蛍光抗体間接法という方法で血液中にIgG抗皮膚基底膜部抗体を検出します(資料)。また、免疫ブロット法という方法で、類天疱瘡ではBP230とBP180への反応を検索します。最近、BP180/BP230のリコンビナント蛋白を用いたELISA法という検査法が開発...

November 14, 2015

 類天疱瘡は、うつりませんから心配しないでください。逆に、びらんに細菌が付着すると傷が治りにくくなることがありますので、他の人から患者さんに菌をうつさないように、清潔にする必要があります。

 

 

監修

 

 

橋本  隆 先生
(久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

 

 

 

 

 

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

 

 

November 14, 2015

 類天疱瘡では、全身のあちこちに、痒みを伴う紅い斑点(紅斑)と大型のパンパンに張った(緊満性)破れにくい水膨れ(水疱)とびらんがみられます(資料)。時に口腔内にもびらんがみられます。

 

類天疱瘡の皮膚病変

 

 

監修

 

 

橋本  隆 先生
(久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

 

 

 

 

 

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

 

 

November 14, 2015

 わたしたちの皮膚を作る表皮と真皮の境にある基底膜に存在する接着因子であるヘミデスモソームの構成タンパクであるBP230とBP180に対する抗体ができることによっておきる病気です。IgG自己抗体がこれらの類天疱瘡抗原に結合して、皮膚を傷害し、水疱を形成します。病気の勢いは、水疱の個数や血液中の抗体価(抗体の量)を参考にして決定します。

 

監修

 

 

橋本  隆 先生
(久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

 

 

 

 

 

 

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 
 

 

 

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