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青アザにはどのような治療をするのでしょうか?下関 小倉 皮膚科


青アザにはどのような治療をするのでしょうか?

蒙古斑は自然に治りますが、他の青アザは自然に治ることはありません。ただし、異所性蒙古斑は10歳までにはある程度色調が薄くなります。従ってこのような消えない青アザに対しては治療を必要とします。治療はレーザー治療が最も良く、従来から行われていたドライアイス圧抵術などは、治療後の瘢痕形成などの問題があるため現在行われていません。但しレーザー治療といってもどのレーザーでもよいわけではなく、Qスイッチ・レーザーでなければなりません。Qスイッチ・レーザーには現在Qスイッチのルビー、ヤグ、アレキサンドライトレーザーがありますが、Qスイッチ・ルビーレーザーが太田母斑には最もよく、Qスイッチのヤグ、アレキサンドライトレーザーは瘢痕形成などの点で、やや劣ります。但し改良型のアレキサンドライトレーザーはQスイッチ・ルビーレーザーとほとんど遜色ないものになってきており、現在Qスイッチ・ルビーレーザーとQスイッチ・アレキサンドライトレーザーが青アザに対し保険の適応がとれています。通常これらのレーザーで数ヶ月おきに治療を行うと、一時期色が濃くなることがありますが(炎症後色素沈着)、炎症後色素沈着は、通常3~4ヶ月で自然に消失します。炎症後色素沈着があるうちにレーザー治療を受けると色が白く抜けることがあるので、レーザー治療は3~4ヶ月以上間隔をあける必要があります。適切なレーザー治療を5、6回以上行えば色素斑はほとんど目立たず、太田母斑はほぼ治ったといっていいくらいわからなくなります。他の青アザにもQスイッチ・レーザーは有効ですが、皮膚の深部に存在する真皮内メラノサイトには充分なレーザー光が到達しないため、ある程度色が薄くなっても、それ以上の色調の改善が認められないこともあります。

監修

医学博士 渡辺 晋一 先生 (帝京大学医学部皮膚科 教授)


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