検索
  • 下関 皮膚科 ももさき皮ふ科 

薬剤性過敏症症候群を治療する場合、気を付けることは? 下関 皮膚科 薬疹とは


これは後に述べる重症薬疹の場合と大体同じで、ステロイド剤の内服が原則です。多くの場合プレドニン30~40mg/日程度の内服が一般的ですが、場合によりパルス療法が行われることもあります。しかし、パルス療法については賛否両論があります。一方、ステロイドを使わずに軽快する例もあり、必ずしもステロイドの絶対的適応とは言えません。しかし、ステロイドを使わない場合には高熱と皮膚症状などが長く続き、患者さんは辛い思いをすることも覚悟しなければなりません。ステロイドの使い方で、絶対しては行けないのは、漸増(ゆっくり増量していく)と、急激な減量です。つまり本症ではいったん軽快しても、次々と別の臓器症状が出てきますので、ゆっくりと減量することが肝要です。当初考えられたほど、免疫グロブリン製剤は有効とは言えないようです。本症では、多くの場合高熱を認めるため、解熱剤を使用したくなりますが、これを乱用することにより症状を悪化させる可能性があり、使用しない方が良いと言えます。

監修

医学博士 塩原 哲夫 先生 (杏林大学医学部皮膚科 教授)

ももさき皮ふ科 院長

桃崎 直也 

#薬疹

69回の閲覧