top of page

TARCの特徴


TARCの特徴

アトピー性皮膚炎のモニタリングに有用です

血清TARC値は、アトピー性皮膚炎の皮膚病変の重症化に伴い顕著に上昇し、皮膚症状の変化の程度を短期間に反映して推移します。

img_feature_01.gif

重症から軽症への改善例、中等症から重症への悪化例において、血清TARC値は、IgE、好酸球およびLDHと比べて、皮膚症状のスコアー(SCORAD)とよりよい連動をしました。

Ratioは各検査値のカットオフ値(血清TARC:450pg/mL,血清IgE:170IU/mL,LDH:200U/I,好酸球:6%)に対する比

玉置邦彦ほか:日本皮膚科学会雑誌,2006,116(1)、27-39より引用

アトピー性皮膚炎の重症度を反映します

アトピー性皮膚炎の治療においては、重症度に応じて外用ステロイド剤のクラスを慎重に選択する必要があります。血清TARC値はアトピー性皮膚炎の各重症度群間において有意差を認めます。

img_feature_02.gif

TARC基準値と重症度判定の目安

患者さんとの病態・治療の情報共有に際し、皮膚症状の評価に加えてTARC検査をを用いる事で、より客観的な説明が可能です。

img_feature_03.gif

                        シオノギ製薬サイトより

P1070413.JPG

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 


お知らせ
アーカイブ