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いつになったら治るのでしょう?(じんましん)下関駅 皮膚科


いつになったら治るのでしょう?(じんましん)下関駅 皮膚科

蕁麻疹の経過について、これまでに信頼できる調査報告はほとんど行われておりません。しかしほとんどのものは、たまたま一度だけ現れるか、繰り返して起きても1ヶ月以内に起こらなくなります(急性蕁麻疹)。物理性蕁麻疹やアレルギー性蕁麻疹など、原因のはっきりしているものは原因刺激を避けている限り症状は起こりませんし、刺激に対する過敏性にしても、何ヶ月、あるいは何年かの時間が経過するうちに次第に低くなることが多いようです。  一方原因のはっきりしない慢性蕁麻疹の場合は、自分自身では症状の出現を避けることができず、数ヶ月、あるいは数年にわたり蕁麻疹の出没を繰り返すことが珍しくありません。そしてそれまでの経過が長ければ長いほど、その後病気が治るまでにかかる時間も長い傾向があります。多くの場合、薬を飲んでいれば症状はおさまりますが、止めればまた元通りの症状が出るようになってしまうことがあります。そのため慢性に経過する蕁麻疹の多くは、症状の有無に関わらず、長期にわたり薬を飲み続ける必要があります。しかしそのようにしてうまく症状をコントロールしていくと、ほとんどの場合は少しずつ薬の量を減らすことができ、やがては薬を中止できるようになります。

監修

医学博士 秀  道広先生 (広島大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学 教授)

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ももさき皮ふ科 院長

桃崎 直也 

#じんましん

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