蕁麻疹は食物が原因ではないのでしょうか?下関駅 皮膚科

January 13, 2015

蕁麻疹は食物が原因ではないのでしょうか?下関駅 皮膚科

 

食物が原因となることはあります。代表的なものにサバやアジといった青魚、豚肉を初めとする肉類、タケノコなどがあります。またエビやカニなどの甲殻類や、果物が原因になることもあります。食物が原因となる蕁麻疹も、大きくアレルギー性のものと非アレルギー性のものがあり、エビ、カニ、ソバ、果物といった食物による場合はアレルギー性のものが多いようです。これらの食品に含まれるアレルゲンがIgEを介して皮膚マスト細胞を活性化することにより起こります。特定の食品を食べると必ず蕁麻疹が現れるのはアレルギー性蕁麻疹の特徴の一つです。一方、青魚、肉類、タケノコ、ほうれん草などの肉類、野菜類などで起こる蕁麻疹は、中にはアレルギー性のものもありますが、しばしば食品中に含まれるヒスタミン様物質が直接血管に働いたり、あるいは抗原以外にヒスタミンを遊離させやすい成分が含まれていることによって起こります。このタイプの蕁麻疹は、同じ食品を摂取しても材料により、あるいはその日の体調などにより症状が出たり出なかったりする傾向があります。アレルギー性の蕁麻疹の場合は、疑わしい食品や、その食品のエキスなどを用いた皮膚検査、または血液検査により比較的簡単に原因を突き止めることができます。一方非アレルギー性の仕組みで起こる蕁麻疹の場合はその食品の食べ方や量、消化管からの吸収のされ方などに大きく影響を受けることが多いため、皮膚や血液を用いた検査では原因を明らかにすることができません。
 いずれにせよ、食物による蕁麻疹は特定の食物を食べた時にのみ症状が出現することが多いので、多くの場合は原因食物を予想することができます。何週間も続けて毎日のように繰り返して出没する蕁麻疹の場合には、食物が原因となっていることはほとんどありません。

 
 

監修

 

 

医学博士
秀  道広先生
(広島大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学 教授)

 

 

 

 

ももさき皮ふ科 院長

桃崎 直也 
 

 

 

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