爪の病気 反り返った爪(スプーンネイル)の原因は?)下関駅 皮膚科

January 14, 2015

下関 つめ 反り返った爪(スプーンネイル)の原因は60歳の男性ですが、親指の爪が反り返ってきたのですが、どうしてでしょうか 下関駅 皮膚科

 

爪(爪甲)が反り返った状態をスプーンネイル(匙状爪)と言います。スプーンネイルの原因は指の先端の掌側(指腹)に、爪甲が支えられる以上の力が毎日加わることにあります。爪甲が指腹に加わる力を支えるためには、爪甲の両側が皮膚と繋がっていることが必要です。ところが、爪を切る時に、爪甲の両側を丸く切る人が多く、だんだんと爪甲の両側縁を切り込んで、短くしてしまう人がいます。爪甲の両側縁が短くなると、爪甲は指腹に加わる力を支えきれなくなり、スプーンネイルになることがあります(図)。治療は爪甲の両側縁を短く切らないようにすることです。爪甲の両側を短く切っていない場合でも、スプーンネイルは拇指、人差し指、中指によく現れます。これらの指は仕事でよく使う指なので、指先に力の入る仕事をするとスプーンネイルとなります。重い荷物を手で運ぶような仕事や草取りのような仕事も指先に力が入ります。仕事に際して道具を使うような工夫が必要です。また、鉄欠乏性貧血の場合には爪甲が正常の場合に比べて弱いために、スプーンネイルになりやすい傾向があります。鉄剤の内服を受ければ治癒します。幼児では裸足で遊ぶために、足の親指(第1趾)の爪がスプーン状になることがあります。履物を履いて遊ぶようになると、自然に正常な爪に戻ります。
 

 
 

監修

 

 

東  禹彦 先生
(東皮フ科医院 院長)

 

 

 

 

ももさき皮ふ科 院長

桃崎 直也 
 

 

 

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