アテローム へそ抜き法(くり抜き法)について詳しく教えて下さい。下関 北九州 皮ふ科

局所麻酔をして、表面の皮膚開口部の部分にディスポーザブルパンチという直径4mmほどの円筒状のメスを刺し込み、表面の皮膚とともに袋状構造物の一部をくり抜く方法です。くり抜いた後、内容物をもみだしながら袋そのものもできるだけかきだします。傷の部分は縫いませんので、完全に傷がふさがるには約2~3週間かかります。最終的には傷跡はにきび痕程度のへこみになります。切除手術に比べると施術時間が短いという長所がありますが、完治までの日数は長くなります。また、足の裏の表皮嚢腫や内容物が完全に固形化しているものには不適です。
監修 医学博士 川端 康浩 先生 (川端皮膚科クリニック)