先天性魚鱗癬様紅皮症(せんてんせいぎょりんせんようこうひしょう)この病気ではどのような症状がおきますか?下関 北九州 皮ふ科


多くの場合、生まれたときから全身の皮膚が赤くなり、魚のうろこ状やさめ肌状(鱗屑)になります。非水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症や葉状魚鱗癬の赤ちゃんは半透明で光沢のある薄い膜に包まれて生まれてくるのでコロジオン児と呼ばれます。水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症では、水ぶくれ(水疱)やあかむけ(びらん)がみられます。非水疱型魚鱗癬様紅皮症や道化師様魚鱗癬ではまぶたやくちびるがそり返り、耳が変形したり、手のひらや足のうらの皮膚がとても厚くなったりします。道化師様魚鱗癬は特に重症であり、よろい状の固くて厚い鱗屑が全身にみられ、細菌やウイルスに感染したり水分が蒸散しすぎたりして、赤ちゃんの時期に亡くなることもあります。魚鱗癬症候群では皮膚症状にくわえて、様々な臓器の症状が合併します。

監修 池田 志斈先生 (順天堂大学医学部皮膚科 教授)

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