先天性魚鱗癬様紅皮症(せんてんせいぎょりんせんようこうひしょう)とは?下関 北九州 皮ふ科

全身の皮膚が赤くなり、魚のうろこ状やさめ肌状になる生まれつき(遺伝性)の病気です。うろこのようになった皮膚の状態を鱗屑(りんせつ)といいます。水ぶくれ(水疱)ができる水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症(表皮融解性魚鱗癬)、水ぶくれがみられない非水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症(先天性魚鱗癬様紅皮症)、赤みがなく大型の鱗屑が特徴的な葉状(ようじょう)魚鱗癬、著しく厚く硬い鱗屑をもち最も症状の重い道化師様魚鱗癬、皮膚以外にも色々な症状があらわれる魚鱗癬症候群に分けられます。
監修 池田 志斈先生 (順天堂大学医学部皮膚科 教授)