失禁(尿漏れ、便漏れ)は褥瘡に影響しますか?失禁(尿漏れ、便漏れ)の対策はどうすればよいでしょうか下関 皮膚科


褥失禁(尿漏れ、便漏れ)は褥瘡に影響しますか?失禁(尿漏れ、便漏れ)の対策はどうすればよいでしょうか?下関 皮膚科

失禁(尿漏れ、便漏れ)は褥瘡発症に間接的に関与します。皮膚が常に湿った状態にあると摩擦が大きくなり、皮膚にズレが生じやすくなります。また軟便や水様便はアルカリ性で、アルカリ性物質は皮膚のバリアー機能を壊し、皮膚を著しく刺激して皮膚炎を起こし、いわゆる「オムツかぶれ」の状態を起こします。また褥瘡に対しても、アルカリ性の便および便中の細菌による汚染は治癒を妨げます。

 失禁(尿、便漏れ)対策としは紙オムツの使用をお勧めします。紙オムツは使用する方の活動性や体格に適したものを選んで下さい。尿量が多いからといって、オムツや尿パッドを重ね過ぎると、体圧分散寝具の効果が減弱します。こまめにオムツ交換して対処しましょう。

 褥瘡やオムツかぶれのない健常な皮膚を保護するには、油性の軟膏や撥水性の皮膚保護剤が有効です。

監修

尹  浩信 先生 (熊本大学大学院生命科学研究部皮膚病態治療再建学分野 教授)

ももさき皮ふ科 院長

監修 桃崎 直也 

#失禁 #褥瘡

お知らせ