褥瘡が治癒後のケアはどうすればよいですか?下関 皮膚科
褥瘡が治癒後のケアはどうすればよいですか??下関 皮膚科
深い褥瘡が治癒した場合、その部位は瘢痕(はんこん)と呼ぶ、いわゆる「傷あと」の硬い皮膚になり、以前の皮膚とは違って、皮膚に弾力性と可塑性(元の状態に戻ろうという性質)を与えている弾性線維が十分には再生しません。そのため皮膚は以前にも増して圧迫やズレに対して弱くなっていて、褥瘡が発症しやすい状態になっています。褥瘡が治ったからといって安心せず、褥瘡予防のためのケアを継続してください。
監修
尹 浩信 先生 (熊本大学大学院生命科学研究部皮膚病態治療再建学分野 教授)

ももさき皮ふ科 院長
監修 桃崎 直也