「類天疱瘡」原因はなんですか? 下関 皮膚科
わたしたちの皮膚を作る表皮と真皮の境にある基底膜に存在する接着因子であるヘミデスモソームの構成タンパクであるBP230とBP180に対する抗体ができることによっておきる病気です。IgG自己抗体がこれらの類天疱瘡抗原に結合して、皮膚を傷害し、水疱を形成します。病気の勢いは、水疱の個数や血液中の抗体価(抗体の量)を参考にして決定します。
監修
橋本 隆 先生 (久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

ももさき皮ふ科 院長
監修 桃崎 直也