類天疱瘡 どんな経過をとるのでしょうか?下関 皮膚科
天疱瘡に比べて、類天疱瘡では比較的早期に緩解状態になることが多いようです。しかし、天疱瘡に比べて高齢者に発症することが多いので、ステロイド内服の副作用も出やすく、慎重な治療を要します。高齢者の場合は比較的容易にコントロールできるのに対して、より若年者に発症した類天疱瘡は難治性である傾向があります。しかし、最終的に全ての治療を中止しても皮膚病変は出現せず、治癒したと考えられる患者さんも多くおりますので、期待して治療を継続して頂きたいと思います。
監修
橋本 隆 先生 (久留米大学医学部皮膚科学教室 教授)

ももさき皮ふ科 院長
監修 桃崎 直也