ケミカルピーリング剤にはどのような種類がありますか? 下関 皮ふ科
ピーリング剤にはどのような種類がありますか? 下関 皮膚科
「日本皮膚科学会ケミカルピーリングガイドライン(改訂第3版)」には一般的に使用される薬剤例として次のような薬剤が挙げられています。 グリコール酸、サリチル酸(マクロゴール基剤、エタノール基剤)、トリクロロ酢酸(TCA)、その他として、乳酸、ベーカーゴードン液、フェノール これらの薬品を疾患や状態により使用するのですが、薬品の濃度を変えたり、時には数種類の薬剤を組み合わせて使用します。日本人の肌にはグリコール酸が最もマイルドで比較的安全に使用できるので、多くの施設で使われています。しかし、患者さんの治療時の皮膚の状態でピーリングの深さは変わってきますので、担当者は常に注意をしながら行っています。
監修
医学博士 古川 福実 先生 (和歌山県立医科大学医学部皮膚科 教授、副病院長)
医学博士 山本 有紀 先生 (和歌山県立医科大学医学部皮膚科 准教授)

ももさき皮ふ科 院長
監修 桃崎 直也