日焼け サンスクリーン剤の性能表示 下関 小倉 皮ふ科

July 16, 2018

サンスクリーン剤の性能表示

 サンスクリーン剤の性能は以前よりSPFという値が用いられています。これはSun Protection Factorの略で、UVBに対する防御効果を表しています。UVB照射により翌日生じる赤みを指標にして検定します。普通、夏の海岸で20分間日光に当たると、翌日赤みが出ますが、例えばSPF30の製品を規定量つけた場合、20×30=600分=10時間、日光に当たって、始めて翌日赤みが出るということになります。なお、SPFは数字が50以上になると、その性能に余り差がなくなり、実際的な意味を持たなくなるので、最近ではSPF50以上の場合、製品には単にSPF50+と表示するようになりました。

 一方、UVAについては紫外線照射直後からメラニンの酸化で起こる即時型黒化という反応を指標として検定する方法が我が国では採用されています。最近の製品ではPA(Protection Grade of UVA)という表示がなされていて、+から+++の3段階があります。PA+:UVA防止効果がある、PA++:UVA防止効果がかなりある、PA+++:UVA防止効果が非常にある、という意味です。

 

 

監修 医学博士上出 良一 先生

(東京慈恵会医科大学第三病院皮膚科 部長)

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