下関 皮膚科 “神経線維腫症1型どんな症状がありますか?
下関 皮膚科 “神経線維腫症1型どんな症状がありますか?
生まれたときには皮膚にカフェ・オ・レ斑と呼ばれる茶色のしみが6個以上見られるのが特徴で、徐々に腋などにも小さなしみがでてきます。思春期ごろになると神経線維腫という柔らかい良性の皮膚腫瘍がでてきます。目には虹彩小結節という小さなつぶがよくみられますが、特に視力には影響はありません。他には骨や脳神経などにも異常がみられることがあります。また、ごく稀に悪性の腫瘍がみられることがあります。しかしながら、症状には個人差がとても大きく、すべての症状がでてくるわけではありません。もし、症状が重い場合には、特定疾患として医療費の助成が受けられる場合があります。
監修
【神経線維腫症1型】 吉田 雄一 先生 (鳥取大学医学部附属病院皮膚科 准教授)
【神経線維腫症1型】 中山樹一郎 先生 (福岡大学医学部皮膚科学 教授)
【結節性硬化症(プリングル病)】 金田 眞理 先生 (大阪大学大学院医学研究科情報総合医学講座皮膚科学 講師)

ももさき皮ふ科 院長
桃崎 直也