下関 皮膚科 メラノーマとはどんな皮膚がんですか?

下関 皮膚科 メラノーマとはどんな皮膚がんですか?

 

 メラノーマとは、悪性黒色腫と呼ばれ、皮膚のメラニンという色素を作る色素細胞(メラノサイト)ががん化した腫瘍と考えられています。

 通常、がん細胞がメラニン色素を多量に産生している場合が多く、そのため黒色を呈することが多いため、黒色腫と呼ばれますが、メラニン色素の産生程度により、褐色~茶色などを呈するものも存在し、きわめてまれにメラニンをほとんど産生しないメラノーマがあり、常色~淡紅色を呈することもあります。

 メラノーマは、できやすい部位や形態などにより主に次の4つのタイプに分けられています。足のうらや手のひら、手足の爪部(正確には爪下部)などに発生しやすく、全体の約30%の発生があり、日本人に最も多いタイプです。(末端黒子型という:図3、4、5)

 胸・腹・背中など体の中心部や手足の付け根に近い部位に発生しやすく、白色人種や日本人でも肌の色が白い人に発生が多いタイプです。(表在拡大型という:図6、7)

 とくに部位は関係なく、結節のようながん細胞の塊がだんだん大きくなってくるタイプです。結節のまわりには通常、色素斑(染み出し)がみられません。(結節型という:図8)おもに高齢者の顔面に発生しやすく、不規則な形の色素斑(しみ)が徐々に拡大してくるタイプです。時間がたてば色素斑の中央に結節が生じてきます。(悪性黒子型という:図9、10)

 

 

図3.足のうらのメラノーマ(末端黒子型)

図4.手のひらのメラノーマ(末端黒子型)

図5.指の爪のメラノーマ(末端黒子型)

図6.背中のメラノーマ(表在拡大型)

図7.ふともものメラノーマ(表在拡大型)

図8.胸のメラノーマ(結節型)

 

図9.高齢者顔面のメラノーマ(悪性黒子型)

図10.高齢者顔面のメラノーマ(悪性黒子型)

 

  

監修

医学博士
山本 明史
(埼玉医科大学国際医療センター皮膚科 教授)

 

 

 

 

 

 

ももさき皮ふ科 院長

桃崎 直也 
 

 

 

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